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AACファイル

AACというのをよく聞くと思います。まあ聞かない人もいるかも知れませんけど。ファイル形式の一つです。

 

iPodが採用しているデータ形式で有名なので知ってる人は多いと思いますけど、iTunesが勝手にやってくれるからそれ以上は知らないという人もいるかとは思います。

 

AACファイル形式がiPodに採用されている事は知っていてもAACファイルが何か知らない人も多いと思います。

 

まずアナログ音声をデータ音声に変換した場合必ず全く同じという訳には行かないです。デジタルにはアナログには無いサンプリング周波数とか、サンプリングレートと言われるものがあります。

 

これは何かと言いますと、アナログ音声は交流電流ですからプラスとマイナスの波形に変換されます。

 

エレキギターであればピックアップが弦の振動を交流電流に変換してます。マイクで拾った音声もアナログ音声です。マイクはアナログ変換機です。マイクに入力というかしゃべったり歌ったりすると音声がアナログ音声に変換されます。

 

これをアナログ録音するとテープレコーダーとかレコードとかになります。テープレコーダーは無くなってしまいましたね。普通はこのアナログ音声に変換された音声を録音する場合にはデジタル録音します。

 

DAWとかの音声データを見ると並々の電流のプラスマイナスを表した波形が出てくると思いますけど、この並々はデジタルでサンプリングした場合、点々の集まりです。

 

交流電流がプラスとマイナスを行ったり来たりしているのを部分部分の点に変換して記録します。線に見えるのは人間の目や耳では点と点の間が狭すぎて見えない、聞こえないからです。

 

普通の音響機材ではこの違いはあまり気になりませんがモニター用と言われるような音響機材で聞いたりするとやっぱり違います。

 

波形を点々の連なりに変換するのがデジタル録音です。点々の量がサンプリングレートです。つまり点々の量が多いほどアタログ入力した音に近く、点々の量が少な過ぎるとアタログ入力した音とは全く違う音になることもあります。それを利用するのがLo-Fi系のエフェクターです。デジタル特有のものです。

 

このようにアナログ音声をデジタル録音してデジタル音声データに変換したものをPCM波形データといいます。PCMシンセサイザーオシレーターに使われている波形データのPCMはこの事です。

 

基本的なサンプリングレートはCDが基準になっています。このPCM波形データはサンプリングレートにもよりますが基本的なCDと同じサンプリングレートにした場合では最もアナログ入力音声に近いです。そのかわりデータサイズが大きいです。

 

次に出てきたのがmp3データファイルです。これは圧縮データと言ってPCMデータファイルのサイズを音質の劣化を少なくデータサイズを小さくする技術です。

 

PCMだとCD一枚でだいたい80分くらい記録出来るんだったでしょうか。それがmp3になるとCD一枚に二千曲とか三千曲とか記録出来るようになりました。要するにそれだけデータサイズが圧縮されたという事です。

 

さらに高い圧縮率でなおかつmp3より音質劣化が少ないと言われているのがAACデータファイルです。

 

iPodで使われているデータ形式ですけど、ご家庭のデジタルテレビでも使われています。さらにはネットのリアルタイム配信などもAACが使われます。ネットの場合は自分で選べる場合が多いのでAACをみんな使っているかは分かりませんがAACが多く使われています。

 

つまりiPodとデジタルテレビとネットのリアルタイム配信では音質は基本的にはそんなに大差ないという事です。

 

印象としてネットのリアルタイム配信よりデジタルテレビの方が音質は良さそうに思いますが、もし差があるとすれば音声をアナログ変換する部分、つまりマイクの差です。

 

性能はカラオケマイクで十分ですけど、配信の為にマイク買うとミキサーやオーディオインターフェースまで揃える必要があるので、安いマイク付きヘッドホンを使う場合が多いと思います。カラオケマイクでやってる人を見ると頑張ってるなって感じだと思います。

 

安いマイク付きヘッドホンがパソコン直差しで使えるからやってみようかなという人には便利ですからいいですけど、ネットでは頑張ってる人よりやってみようかなという人の方が慢性的に多いと思うのでその分の差だと思ういます。

 

マイクの音づくりの部分もありますが、デジタル技術は同じものが使われているので基本スペックさえ揃っていれば音声ではそんなにテレビとネットでは差は無いはずです。

 

圧縮データを送信する場合、必ず圧縮する時間分だけタイムラグが発生するんですけど、ネットもデジタルテレビもおおよそ五秒位と差はないようです。映像はちょっとガサガサではありますけど。

 

やはり音声をアナログ変換してそのままスピーカーで出力した場合でも音声とは違いが生まれますし、アナログ音声をデジタル録音した場合にも違いが生まれますし、圧縮技術でmp3を選択した場合とAACを選択した場合でも違いが生まれます。それぞれ違います。

 

基本的にこのような違いはマスタートラック用のエフェクターで修正が可能で、CD用とiPod用というか、AACデータ用ではミックスの内容をそれぞれに合わせて修正するというのが一般的です。

 

その修正は各トラックを触っているとめちゃくちゃになってしまうのでマスタートラックを利用するのが一番安全だし一般的だと思います。

 

安全である理由としてAAC用にかけたマスタートラックのエフェクターのオンオフだけでPCM用のデータファイルとAAC用のデータファイルが作成出来るからです。エフェクターも変にいじるとおかしくなる場合が多いと思うのでマスター用のリミッターを強めにかけるなどでだいたい対応出来ると思います。

 

データの圧縮によって起きる問題と言うのは基本的に点々の数を減らされてしまう事で音量が小さくなってしまって起きると考えていいと思います。音量が小さくなってしまうことで問題が生じているのならあらかじめ音量を上げておけばいいと言うことです。