ドラム音源

ドラム用の音源を探してみました。

303系音源と必ずセットで使われるやつです。ドラム音源は303みたいにマシンシュミレーションみたいなのは無かったです。全部普通にピアノロールや鍵盤から音源として使うタイプばかりでした。

 

取りあえずざっと並べてみます。

 

Hell Drums

マスターエフェクトしか使えません。セットも一つしか無くて音色を変えられません。ループ系でドラムの音を作らなかったらほとんどする事無いぐらいの感じなので、あまり向いてる音源ではないですが、取りあえず試してみたいとか、めんどうなのは嫌という人には、試しにドラム音源を使ってみるという意味では使いやすいと思います。

 

Dr-Fusion 2

定番ですね。セットもたくさんあってそれぞれの音を作れるようになってます。ただ複雑過ぎるので慣れてない人には向いてないと思います。

 

Transistordrums

個人的にこれが一番使いやすそうだと思いました。セットは無いですが、それぞれの音を作れるようになっていて一通りの事は出来ると思います。少し音数が足りない気も。

 

TS-808

これも使いやすそうな感じでした。ただ音数が多い割には肝心なのが少ない気がします。

 

DSK SynthDrums

完全にドラム用シンセサイザーというやつです。シンセで音を作るようにドラムの音を作って行くタイプです。上では物足りない人向けだと思います。

 

そんなわけでTransistordrumsとTS-808を併用していけばちょうどいい感じなんじゃないかと思いました。

 

あとキーボードを叩くと画面の並びと全く関係無く音が鳴ると思います。つまり画面の並びとキーボードの並びとが全然違うわけです。

 

ソフトによっても違って統一性がありません。取りあえず大まかにキック、スネア、ハイハット、クラップ、タム、シンバルという感じが多いと思います。

 

あとはハイハットとシンバルがつながってるタイプとかぐらいで大まかにはだいたいキック、スネア、ハイハットの位置を確かめておけばいいと思います。慣れればそんなに困るものでも無いと思います。

 

それでもやっぱりめんどうなのでキーボードの変わりにパッドというのを使うと便利です。パッドと言うのはゴム製のボタンが4×4もしくは4×2が2つ並んでる、16個のボタンで演奏する為の機材です。

 

とまあ、またあった方がいいものが増えてしまうわけですが。それにドラム音源になってくるとフリーではなかなか無いですね。セットを選ぶだけとかならまあまああるんですけど。

 

それにACID StudioってMIDIマッピング機能が無かったと思います。そんな感じでだんだんと厳しくなっていきますね。

 

取りあえずドラム用音源を探してさらっと使ってみただけです。

 

 

イヤホン 980円

電気屋さんでイヤホンを買ってみました。

980円です。エレコムの延長ケーブルも買いました。

 

とりあえず基準にAKGの有名なのを持っているのでそれと比べてですね、全然違いますね。

 

惜しいとか惜しくないとかそう言う事ではなくてですね、もうバランス良くとかそんな事はお構いなしにですね、全然違います。

 

さらにエレコムの延長ケーブルを通すと音が変わるわけです。これではいけるとかいけないとかそういう問題ではなくて、いけるいけない関係無く初心者にとっては混乱を招くだけなのではないかと思い、リスニングのイヤホンは辞めておこうと思います。

 

買ったイヤホンも真面目にエイジングしたんですよ。980円のイヤホンをですね。延長ケーブルで音が変わるイヤホンをですね、延長ケーブルありと無しで聞き比べたり。もうね何やってんだって感じです。

 

別に980円のイヤホンは悪いものでは無かったと思います。まあ良くも無いですけど。普段使うにはいいかなという感じの内容でした。

 

どちらかというと高音よりのドンシャリ一歩手前くらいだと思います。まあこのお値段でキックも鳴ってハイも出ればYouTubeで音楽聴くには十分かなとは思います。ただそう言う目的で買った訳ではないですから。モニター目的で買う方がおかしいんですけど。運ってあるじゃないですか。まぐれで引き当てるみたいな。

 

エレコムの延長ケーブル1メートルをはさむとハイより少しハイがこもった感じになります。もしかしたらと思ったんですが今度はベースというかキック音が強くなりました。ドンシャリ手前だったのがドンしてこもるようになったわけです。

 

そこでエレコムの延長ケーブル0.5メートルを試せばちょうど良くなるんじゃないかと思いましたが、上手く行ったとして何になるのかと気付いたわけです。危なかったです。

 

それでですね各社のイヤホンスペックなどを調べると、980円近辺は同じですね。ワンランク上がるとローが出るようです。ドンシャリ一歩手前だったのがドンシャリになるんじゃないかという思いもあってですね、ワンランク上というと1980円です。

 

そんなの買ってまた一からエイジングして、やっぱりドンシャリでしたではもう心折れると思います。

 

さらに980円では少し音の細かさみたいなのが足らなかったです。多分少しこもり気味なんだと思うんですけど、ハイが出るのは2ランク上、つまり2900円辺りなんです。そんなの買って心地よいドンシャリでしたではもう立ち直れないかも知れません。

 

それでですね音楽系機材とかを専門で売ってる有名なサウンドハウスというサイトでモニター用ヘッドホンで調べると1000円とか2000円であるわけです。

 

もうすでにイヤホンと延長ケーブルで1500円くらい使ってますから。このままですね、イヤホンにお金をつぎ込むのはバカバカしいので時間がある時に安いモニター用ヘッドホンでも買って試してみようと思います。

 

リスニング用はやめた方がいいと思います。安いモニター用というのがあるので、試すならそっちの方がお金の無駄は少ないと思います。まだ試して無いからわからないですけど。知ってたらそっち試してたと思います。

 

モニター用と言われるとリスニングには向かないような感じがしますけど、リスニング目的でモニター用が好きだから使ってる人も多くて、決してリスニングに不向きというものでは無いですから無駄にはならないです。モニター用として役に立たなかったら無駄ですけど。

 

ちなみにモニター用というのは原音により近い音を再生する事を目的にした機材全体で実現するもので要するにもともとはレコーディングモニターです。

 

だからマイクやレコーダーと空間で鳴らすスピーカーなとどセットで揃えるものですけど、DTMの場合は内部完結してしまうので、揃える必要があるのはスピーカーとヘッドホンになります。まあスピーカーは住居事情などあるのでヘッドホンの話ししかしてませんけど。

 

それにそもそもオーディオドライバがASIO4ALLなんでスピーカーは付けられないですね。スピーカーを付けようと思ったらスピーカーのLRアウトとフォンアウトがいるのでオーディオインターフェースを買う必要が出てきます。

 

まあヘッドホンでやれるとこまでやってやっぱりいるなと思った時に増やして行けばいいわけで、最終的にはいるだろうから最初からいるわけでは無いと思います。

 

ヘッドホン派確かに少数派ですけど、ほとんどヘッドホンでやると言ってる人も実際にいます。今後は増えるかもしれません。

 

それに今では聞く人の多くがデータプレイヤーやスマホで聞く人がほとんどで家にスピーカーが無いと言う人も普通になりました。イヤホンで聞くならヘッドホンで作った方がイヤホン向けになるかもしれません。

 

あとヘッドホンやイヤホンを買ったら必ずエイジングを忘れないように。これをしないと何買っても同じですから。

 

エイジングは爆音を2.3時間流さないとダメです。そこから大きい音、中くらいの音、小さな音と1時間くらい流して2日ほど使っていけば大丈夫です。

 

まあ何だかんだで揃える必要はあるのかなという気はしますね。残念ながら。

Venon VB-303

さらっと操作方法です。

VB-303はTB-303という機械を模して作られているのでDAWからの操作も音源として弾くというより、機械を使うような形で使います。

 

とりあえず鍵盤のC4-C5までが303の鍵盤部分に対応していて、B5までは機械を操作する為のコントローラーとして使われています。

 

まず機械にフレーズを入力してDAWからスタートボタン(B5)を押して再生させます。ややこしいです。初心者が使うようなソフトではないですね。

 

まあ、こんなのもあるぐらいに使ってみれば後々心の準備も出来て使いやすくなるんじゃないかぐらいだと思います。

 

上のつまみはチューニング、カットオフ、レゾナンス、エンベローブモジュールは何時ものやつです。触って確かめて見てください。ディケイと書いてあるのはスライドをオンにした時の音、アクセントはアクセントをオンにした時の音を変えるパラメーターだと思います。ディケイはスライドを設定してなくても多少は効きますがあまりスライドを使ってないと効果が無い感じてす。

 

アクセントやスライドの入力方法は後で説明します。

 

なにやらケーブルの刺さってる上の方の左側にオシレーターの波形をノコギリかパルスに切り替え出来ます。まあ見ればわかりますね。

 

入力の仕方はまずWRITEモードにして入力します。タイムデータとピッチデータを別々に入力しないといけないという古風な内容になってます。

 

まずタイムモードボタンを押してタイムモードにします。●が入力、○がタイ入力、-が休符入力です。下の三つのボタンを使ってリズムを入力して左側のファンクションボタンで確定です。

 

次にピッチデータを入力します。ピッチデータモードを押して鍵盤(C4-C5まで)をつかって音程を入力します。入力されると先に入力されたタイムデータに合わせて入力されるので順番に鍵盤を弾くだけです。終わればファンクションボタンで確定です。

 

次に303系で重要とされるアクセントとスライド、それとオクターブアップとダウンを入力します。まずピッチモードボタンを押すまでは同じですが、次の手順はマウスだけでは入力出来なくて、ます鍵盤のA5を押しっぱなしにします。A5は一番右のタップって書いてあるボタンがアサインされてます。

 

A5を押しっぱなしにするとトランスポーズのアップとダウン、これはオクターブのアップとダウンです。あとアクセントとスライドのオンオフを選択出来ます。音程も変更可能です。A5を離すと次に進むのでまたA5を押しっぱなしにします。この繰り返しです。

 

出来上がったフレーズは一番左側のプレイ、ストップボタンで再生出来ます。DAWから再生させる場合にはピアノロールからB5の信号を送信して再生させます。

 

何もしてない時には1-8の鍵盤ボタンと右側にAボタンとBボタンがあるんですけど、それぞれが点灯してます。点灯しているのが現在選択されているパターンです。まず1-8までがAのレイヤー、Bボタンを押すとBのレイヤーに切り替わって、Aレイヤーの1-8とは別のパターンになります。

 

合計16パターン保存出来るという事です。

トラックとかありますけど、これは知りません。パソコンに保存出来るので1トラックでいいです。

 

Aレイヤーの1-8かBレイヤーの1-8のパターンを選んで再生します。その時にパターン番号をキーボードで入力すると同時に四つのパターンが連続で再生されます。同時ではないです。連続です。連続選択する方法は1-4の場合は最初にC4を押したまま次にF4を押します。

 

1-8のパターンは1-4、5-8に分けられていて連続出来るのはその範囲までです。3-6とかはダメという事です。

 

保存は同じように4つのパターンまで一つのファイルに保存出来ます。パターンセーブを押すと保存するパターン番号を聞かれるので選んでタップボタンです。ロードは読み込たい場所のパターン番号を押してロード、ファイルを選択してタップボタンです。

 

C4からC5まではパターンの番号にアサインされているので、ピアノロールからA5で再生させてC4-C5の信号を送信するとパターンを切り替え出来ます。

 

プレイモードで再生すればピッチモードボタンを押しながら鍵盤を押せばトランスポーズ出来ます。これもピアノロールから操作が可能です。

 

モリーはトラックをまとめて保存出来るらしいですけど、ちょっと出来なかったので分かりません。パターンセーブで十分だと思います。

 

上の黒いエリアの一番右の四角いボタンを押すと何故かエフェクターのファズが付いてます。あと細々したのがありますがこれは実際に細々していてよくわかりません。微妙な調節が出来るらしいです。

 

FL Studio

FL StudioというDAWがあってこのビジネスモデルは面白いと思います。一度買うとバージョンが変わってもずっと無料で最新のバージョンが使えるというもの。

 

一回買ったら終わりでメンテナンスとかちゃんと出来るのかと思いますけど地球上にはどんどん赤ちゃんが生まれるわけでその子達が大きくなって買ってくれればいいというビジネスモデルですね。

 

そんなビジネスモデル上手く行くはず無いと思って手を出さなかったんですけど、どんどん開発が続いて経営も上手く行ってるようですね。買っておけば良かったかな。

 

FL StudioもACIDやAbleton Liveとかと同じループ重視系です。ループ系に抵抗ある人だとStudio Oneか国内ならAbilityというソフトがありますね。

 

ただFL Studioは英語版しかないのが残念です。でも慣れれば基本は同じなのでまず慣れて行けば英語だろうと日本語だろうとそんなに差は無いと思います。

 

ギターのエフェクターのパラメーターが日本語のエフェクターなんて無いですからね。エフェクターのパラメーターは基本的には英語です。MIDI関連の操作もこれは共通規格なので同じです。VSTi,VSTの扱い方も共通規格なので同じです。ミキサーの使い方も目的は決まっているのだからそんなに変わるものでは無いです。シンセサイザーの内容もそんなに変わるものではないです。

 

だけどやっぱり最初に英語というのは厳しいと思います。DTMはまずは慣れる事がとても重要だと思います。そんなわけで今はAcidですけど乗り換えたいなと思ってます。

 

ACIDってなんだ

今使っているDAWソフトはAcid Studioですが、ACIDというソフトがACIDという名前になったのには理由があります。

 

音楽のジャンルにACIDというのがあります。そこから来たわけです。

 

ACIDのソフトはループファイルを並べていくというスタイルがメインのソフトですが、ACIDミュージックも同じような内容です。

 

80年代ごろ流行ったらしいです。ACIDミュージックなんて知らないと言う人はユーチューブでACIDで調べると面白いと思います。知らないとこれからの話はほぼ無駄話しです。

 

ACIDミュージックを聞くと確かに同じフレーズが延々とループしてます。その中でも特にこれがACIDという特長があります。

 

なにやら「ちゅちゅちゅんちゅん ちゅちゅちゅんちゅん」とか「ちゅちゅんちゅんちゅ ちゅちゅちゅんちゅんちゅ」とかなってるループが必ず入ってると思います。

 

このちゅんちゅん言ってるのがその世界では知らない人はいない伝説の迷機TB-303です。ベースシンセと言われるものでビートではありません。

 

ちゅちゅんちゅちゅん言ってるのと一緒に鳴ってるドラムがドラムマシンで、これが有名なTR-707とか808とか909とかとx0x系リズムマシンです。これがドラムマシンとかビートマシンとか言われるやつです。

 

リズムマシンはたくさんあるしサンプリング音源などが使われたりと色々あるんですが、どうでも良さそうなちゅんちゅん言ってるのが代わりは無いと言われる迷機、TB-303です。

このクローンは凄いとか、実機を改造するメーカーがあったりとかもうそんなにですかというぐらい凄い人気の機種です。

 

最近ではKORGの出したvolca bassやRolandがリニューアルで出したTB-3とかが話題になりました。と言ってもどうでもいい人にはとことんどうでも良さそうな話しなんですけど。ちなみにTB-303もx0x系リズムマシンRoland製です。

 

フリーソフトでもVenom VB-303というのがあります。製品のクローンソフトなら探すとかなりあります。クローンではシンセのmoogと同じくらい肩を並べる人気ジャンルです。

 

このちゅんちゅん言ってる割にベースシンセって事態どういう事って感じですが、もともとはベース用だっただけで今はACID用です。なので普通のベース音が欲しい時に使うベース音源用シンセとは似て非なる別物です。

 

分かりにくいですが、ベースシンセなんですけどベースシンセではなくて、ドラムと一緒にちゅんちゅん言ってますけどドラムとは別物です。

 

TB-303はちゅんちゅん言わせる為の専用の機材です。このちゅんちゅん言ってるのがそんなに重要なのかと思いますが、重要な人には重要です。

 

このちゅんちゅん言ってるだけのループは一体何のために必ず入ってるのかと言うと、ずっと聞いてると何だか色々なフレーズに聞こえてくるという、もう瞑想とかそう言う話に近くて、グニョグニョ動きながらボコボコ言ってるようでウジャウジャ言ってるようでちゅんちゅん言ってるのを聞いてると一つのループフレーズの中から様々なループフレーズが聞こえて来てそれをもとに曲が展開していくという、もうピラミッドパワーとかに近いものです。

 

ドラムやベースとかではそんな事は起きませんね。TB-303のACIDループでのみ起こるという特種な現象です。ただ最近はクローンや新製品などの製品が良くなったので出来ますが、ちょっと前まではTB-303

なければダメと言われ続けこぞって中古を買いクローンを試したわけです。フリーソフトのVenom VB-303も評価の非常に高いソフトです。

 

こんなちゅんちゅん、びょんびょん言ってるだけのループ素材を作る為の機械の評価なんてどうやってするんだよと思いますが、そういうピラミッドパワー的な幻聴複合性のようなものを聞いて良し悪しとするわけです。

 

「ぐにょんびよん」言ってるのが「ぐにょんびよん」にしか聞こえない人(それが普通)にはTB-303はゴミでしかありませんが、「ぐにょんびよん」のフレーズから他のフレーズが聞こえる人にはTB-303はまるでピラミッドパワーが宿ったお宝なわけです。

 

音楽を聞いてる人には意味の無いびょんびょんですが、作ってる側の人はこのびょんびょんの中から色々な可能性を幻聴的に聞き取ってそれをもとに曲を展開させて行く非常に重要なピラミッドパワーなわけです。

 

なんだかラリってる人みたいですが別にラリってません。ただラリってた人が始めたらしいのは確かのようです。

 

ただこれでは単にラリってるだけのような内容なので難しい話しを少しすると、楽器を弾いてる人なんかにはかなりはっきりとしたコード感やよく音楽を聞く人にでもなんとなくコード感を感じている人がいると思います。

 

ぐにょんびよん鳴ってますから様々な音が鳴っているわけでそれを一つのコード感、または二つのコード感として認識しても、様々な音をよく聞くと今まで思っていたコード感とは違うコード感の可能性を頭と耳が認識し始めます。

 

コードというのはコード理論でよく知られる為に理論的なものと思われがちですが、普通の曲でも聞く人によってテンションやベースラインの解釈の仕方で様々なコードで解釈出来るものです。そのようにもともとコード感というのはかなり感覚的なあやふやなものです。

 

そこにぐにょんびよんの様々な音が鳴っているフレーズをコード感で認識すると認識はよりあやふやになります。このように単に幻聴的なだけではなく、人の持つコード感のあやふやさやコード理論の解釈には人の感覚が大きく関わる事、実際に様々な音が鳴っていて何度も聞くうちに違う音を聞き始める事は可能という事実と照らし合わせても完全な妄聴ではなく、コード感やハモり感などをもとにした想像の範囲の感覚だと言えます。

 

アイドルの曲ってまとまって歌うとちゃんと聞こえるけど一人一人を追って聞くと音程めちゃくちゃなんじゃないかと聞こえはじめる現象と同じだと思います。

 

ACIDの場合はその逆ですね。めちゃくちゃなんじゃないかと思ってよく聞いたらちゃんとしたフレーズが中にたくさんあるように聞こえてくるという事です。

 

まあそんな話しもどうでもいいです。ラリってるだけの現象ではないという事です。

 

そんなわけでベースシンセとドラムマシンは全くの別物ですよという事と、ベースシンセだからと思ってベース用だと思って買うと全然違う商品が届く事になるという事です。

 

一度「びょびょびょん」のフレーズから他のフレーズが聞こえるか試してみてはいかがでしょうか。不思議の世界のお話しでした。

 

 

二つ目のアナログシンセ PHUTURA CHARLATAN

他のシンセも探してみましPHUTURAとCHARLATANです。3つありますけど。

 

使い方はLocomotiveとほとんど同じです。シンセは内容はほとんど同じでもレイアウトやデザインがまるで何の統一感も無くバラバラなので注意が必要です。

 

まずは

 

オシレーター

オシレーターのミックスエリア、

フィルターエリア、

アンプエンベロープエリア

LFOエリア

コントロールエリア

 

を見つけてしまえばどれも同じです。

デザインやレイアウトに騙されないようにしましょう。

 

慣れないうちは慣れてる人を見てるとあんなごちゃごちゃしたの見ていきなりさわりだして音作るとか凄いなと思いますが、コープで買い物が出来るならどのスーパーでも困らないのと同じです。どっちかと言うとスーパーでものを探す方が難しいです。

 

パッチワークが出来るタイプとかだとなかなか分からないですけど、そこは見なければ他は同じです。

 

まずはPHUTURAです。これはリード系とか高めの音を作るのに向いてると思います。

 

内容が同じなのにあれに向いてる、これに向いてるってどういう事だと思いますけど、オシレーターの音の元がそれぞれ違うので向き不向きが出ます。あとオシレーター周りのよくわからないパラメーターとか。

 

PHUTURAのオシレーターの所にはなにやらありますがまあ、触って確かめるしか無いと思うます。フリーだと説明書も無いのが普通ですから音がどう変わるか確かめて使うだけです。ほどんどが音ぬけを良くする為のものだと思います。

 

PWなんとかというのが色々付いてますけど、このPWは多分パルス波の事でパルス波の形を変えたりして音ぬけをよくしようとかそんな感じだと思います。

 

あとエンベロープモードの所にdマークが付いたり付かなかったりしますが、触ってみた感じではdマークが付くとディケイが長くなるような気がします。ディプスが深いのかもしれません。取りあえずこもってる感じになると思います。

 

CHARLATANはLocomotiveより低い音に向いてると思います。Locomotiveは派手なベースサウンドという感じですが、おとなしめのベースサウンドに使うと良さそうです。

 

ただこれはチューンとかデチューンとかを使うタイプなので音の出し方は難しいです。取りあえずシェープとかチューンとかをいじって変な不況和音が出ない場所を探して、後はコツとしてノイズを目一杯足す感じで使ってみるとしっかりします。

 

右下の円が2つ重なってるようなマークのやつは多分すごく緩いリバーブだと思います。まろやかな感じになります。

 

おまけでRA Mowgというのも試してみました。Moogのクローンですけど、LFOが無いですね。三つ目のオシレーターLFO変わりに使えるようになってます。

 

みた感じ、うわなんだこれって感じですけど、しっかりエリアを確認すれば他と同じだとわかると思います。かなり使いにくいのと使い方自体が難しいのもあるので腕試し程度に試してみてはどうでしょう。

初めてのアナログシンセ Locomotiv

アナログシンセの内容はどれも似たようなものです。一つ覚えれば応用がききます。

 

といってもパソコンで動かすのでアナログではなくアナログモデリングと言いますけど、面倒くさいのでアナログシンセと言っておきます。

 

大体アナログシンセは似たようなものなので初めはわざわざ難しいのを使うより簡単なのを使って少しずつ複雑なものを使うようにして言った方が挫折しないと思います。

 

良さそうなのは無いかと思って探してきたのがLocomotiveです。多分これ以上シンプルなのは無いのではないかと思うくらいシンプルですが、なかなかかっこいいベースサウンドがでます。

 

べつにベースサウンド用ではないですけど、少し音がこもりぎみなのでベース向きだと思います。

 

まずオシレーターです。音の元です。

普通のアナログシンセのオシレーターはパルス波、ノコギリ波、サイン波です。

これはどれも同じでそれプラス色々付いているという感じです。

 

しかしサイン派というのは出すのが技術的に難しくてフリーソフトではなかなか出ないです。このソフトもフリーで使えるソフトでサイン波が出ないタイプです。

 

オシレーターは3つ付いていて基本オシレーターはパルス波です。そこにノコギリ波(Saw)を足していきます。デチューンとあるのはピッチを高くしたり低くしたりしたノゴギリ波という事です。サブオシレーターとしてパルス、ノコギリ、サイン波から選んで足せます。サイン派がありますけど、かなりこもるのでサブで足すくらいにしか使えないと思った方がいいです。

 

オシレーターの下に音量調節があるので見ればすぐに分かると思います。あとノイズを足せるようになってます。

 

このノイズ足しは三つのオシレーターをミックスしたときにそれぞれがかなり分離して聞こえてしまうのでそれを馴染ませる感じで使うのだと思います。

 

メインオシレーターの横にハードシンクというあまり見ないパラメーターがありますがこれを少し上げると音ぬけがよくなるようになってます。これを使わないとかなりモコモコになってしまうので、なかなかいいアイデアだと思います。

 

次にフィルターです。どのアナログシンセでもこれも同じでローパス、ハイパス、バンドパスの3つです。このソフトも同じです。

 

ローパスはハイカットです。高い周波数を削って音を太くします。ハイパスはローカットです。低い周波数を削って軽い感じの音にします。バンドパスはハイもローも削ります。普通の感じというか、シンプルな音になります。

 

レゾナンスも必ず付いてます。ローカットやハイカットすると当然音はロー寄り、ハイ寄りになります。なのでカットした近くをブースト、つまり音量を上げてバランスを整えます。

 

例えばハイカットした場合カットした少しだけ下の周波数の音量を上げる事でロー寄りになり過ぎるのを防ぎます。ローカットした場合も同じです。

 

次にキートラッキングというのが付いてます。これはハイカットやローカットする量を音程の変化にどれだけ合わせるかを決めるものです。高い音程と低い音程で同じ量をハイカットすると低い音程の方がより低くなってしまいます。ですので低い音程でのカット量を減らさないとバランス良くハイカット出来ません。そのような事を調節する為のものです。

 

次にエンベロープというのがありますが、これはフィルターのかかり方を変えるものです。変えるとかかり方が一定ではなくなり、カット量が段々減る、逆にするとカット量が段々増えるようになります。

 

次にエンベロープがあってさっきのエンベロープと同じなので混乱しそうですけど、アナログシンセに慣れてる人ならすぐわかるので同じ名前になってしまってますが、これはアンプエンベロープと言われるもので、フィルターエンベロープとは別物です。

 

アンプエンベロープもやはりアナログシンセならどれも同じで、ADSRと良く言われます。これはアタック、ディケイ、サステイン、リリースです。

 

アタックは音の出だしです。太鼓のように叩くと音がすぐなる場合はアタックは早くします。つまりこのソフトでは下げます。

次にディケイなんですけど、音の作り方としては先にサステインを決めます。

 

サステインは音の維持音量です。ピアノだと鍵盤を押しているとずっと鳴っています。太鼓だとドンで終わってしまって維持音量は無しです。

 

以上音量が無しの場合は下げて、維持音量が有るなら上げます。音量が大きいならもっと上げます。

 

これによってディケイが変わります。ディケイは維持音量に変化する長さです。ディケイを上げるとゆっくり維持音量に下がって行きます。下げると直ぐに維持音量に下がります。

ですので維持音量が大きすぎると音の変化量が少ないですからディケイは機能しなくなります。

 

次にリリースです。太鼓は維持音量は無いですが、叩いた後も少し鳴っています。鉄琴ならかなり長く鳴っています。逆にピアノは維持音量はありますが、鍵盤を離すと直ぐに音が消えてしまいます。

 

このような離すと消える場合はリリースは下げて無くします。鉄琴のようにずっと鳴っているならリリースを上げて増やします。

 

ドライブというのが付いてますがこれは歪みですね。プリとポストがありますが、これはどこをポストしてるのかとかはよくわかりませんが、ポストするとよく歪みます。

 

そして一番最初にあるLFOですね一番最初にあるので一番最初なのかと思ってしまいますが一番最後です。これはモジュレーションとも言われて特定のパラメーターを細かく上下にうねらせる為のものです。

 

ピッチをモジュレーションすると音程の高低が上下に細かくうねります。アンプというのを選ぶと音量の大小が細かくうねります。うねりの速さを変えるのがスピードでアマウントと書いているのが変化量です。

 

他にもうねらせることが出来るようですけど、あまり上手く動きませんでした。そのへんはフリーだし仕方がないですね。

 

次にコントロールと言うのがあります。

一番上はキーボードのピッチベンドを動かした時に動く音程の変化量ですね。

Mホイールとあるのはキーボードのモジュレーションホイールを動かした時に何が連動するかを割り当てます。

次にベロシティーとありますがこれは強く弾いたとき弱く弾いた時によって追従して変化するパラメーターの設定ですね。

 

残念ながら全部まともに動きませんでした。ご愛嬌でしょうか。モジュレーションホイールにLFOを割り当てた場合は動きましたがそのかわりにLFOの設定はモジレーションホイールを動かさないと無効になってしまいます。

 

次にモノ、ポリ、レガートとあってモノは単音のみ、ポリは和音あり、レガートはなめらかに単音だけという感じでしょうか。

 

レガートを選んだ時だけポルタメントが使えるようになります。これは鍵盤を弾いた時に音と音のつなぎ目の音程を滑らかに変化させる為のものです。

 

これが大まかな基本です。基本を抑えておけばそれを逆手にとって奇抜な音づくりも出来るようになると思います。プリセットもたくさんあるので色々試せばいい練習になるソフトだと思います。

 

基本がたくさん詰まったソフトなのでこれに慣れておけば次に少し複雑なソフトを使っても迷うことは少なくなるのではないかと思います。