キックの音を作ってみる

キックの音作りはもう頑張って下さいとしか言いようが無いですが、それでは何のブログか分からないですから取りあえず書いてみます。

 

面倒ならサンプリング音源を使うと便利ですが、サンプリング音源でも基本的にEQ処理とコンプかけは必要だと思います。なのでまずはEQ処理とコンプかけです。

 

まずColorEQというイコライザーを拾ってきました。みんながよく使ってるような線を操作するやつです。

 

あとTDR NovaというEQも拾ってきました。これはかなり高性能でおおって感じですけど、重そうなのでColorEQを使うことにしました。

 

コンソール系も拾ってきました。PQ33というやつです。音はColorEQとそんなに変わらないのでColorEQにしました。

 

そんなわけでColorEQです。音源はTransistor drumsです。トラックにTransistor drums立ち上げてキック専用のトラックを作ります。そのまま使うならキック専用にする必要はないと思いますけど音を作るとキック専用のトラックがどうしても必要になります。

 

上手い人はドラムの音は全部それぞれのトラックを作るそうです。個人的にはスネア、クラップ、クローズ、オープンは同じでも割と大丈夫だと思います。まあそれはおいといてキックですね。

 

キックの欄のパラメーターはいじっていれば何となくわかると思います。赤いスイッチがコンプレッサーなので切っておきます。

 

取りあえずEQで1k以上をカットします。EQの使い方ですけど、基本的にはハイカットするなら一番右側を使ってローカットするなら一番左側を使います。まあ右側でしかハイカット出来ないし左側はローカットしか出来ないようになってますね。

 

真ん中の四つはタイプAとタイプBが選べますけど、タイプBがどんなときに役にたつのかはよくわかりません。歪みにくくなるようですけどあまりブースト感が無いです。

 

タイプAと書いてるところをクリックするとハイカットというのが出てくるので1k以上をカットします。しなくてもいいですけど、なんだかパツパツと音がするのでカットしておきます。

 

次にローをブーストします。ローをブーストする時は右から二番目を使うと分かりやすいです。

 

当たり前ですね四つ付いてるのでローとミドルとハイともう一つ付いてる感じで使います。

 

一つはQの幅を広く、もう一つはQの幅を狭くして同じ帯域に重ねるとおっぱいプリンみたいな形になりますが、音はあまり変わりません。

 

取りあえずキックの時は100以下あたりを持ち上げてQの幅を決めるという感じで使います。

 

Qの幅を広げ過ぎても、狭め過ぎても音が歪んでくるのでその辺を聞きながらQの幅を決めて行きます。

 

歪むとダメという事ではなくかっこいい感じならOKです。バーのタイプはピークでキャラが決まったので簡単でしたがこのタイプはどちらかというとQの幅でキャラが決まります。もちろん帯域もありますがある程度ざっくり捉えて大丈夫です。

 

画面の目盛り?もざっくりしてますね。大体このざっくり感を目安にしてQの幅でキャラを決めていく感じで使えばそんなに使いにくいものではないと思います。

 

音が弱いようならミドル、つまり500あたりから1k以下も少し上げてもいいかもしれません。そういう風に見るとなかなか良くできた目盛りです。

 

次にコンプレッサーをかけます。ガッツリどばっとかけちゃえばいいと思います。そこからまたEQで試せば色々変わると思います。

 

取りあえずこれでバンバン鳴ると思いますが音源の見た目通り、何だかレトロな音です。今度はその辺を変えて行こうと思いますが長いので分けます。